最近テキサス州で衝撃的な事件がありました。白人の警官が15歳の黒人少女の髪をひっぱり地面に顔を突きつけ、拳銃を取り出すという事件です。
事件の発端は白人と黒人少年少女たちが公共のプールで遊んでいたのですが、騒がしく(仲間内で喧嘩?)近所の住人が警察に通報しました。駆けつけたその白人警察はなぜか黒人の女の子だけを引っ張り出し、地面にたたきつけ銃を取り出しました。その様子がYoutubeに流れ、人種差別の疑いから白人警官は辞職することになったですが、いまだにこんなことが日常茶飯事とは信じられません。私もそのニュースを映像で見たのですが、その警官が常軌を逸しているのがよくわかります。
社会の秩序を守る警察官という立場が職権を乱用し、人種差別に加担するなんて。
そのニュースについて前回ブログで登場したバルバトス人の友人と話していました。友人は泣かずにしてニュースを見ることができなかったそうです。
私も自分がアフリカ系アメリカ人に生まれていたら、肌の色で様々な差別を受けたり、不公平な目にあったりしていたかもしれません。彼らの苦難は私たちには計り知れません。
学校の近くの廃墟となったビルに落書きがあるのですが、黒人の男性と思われる絵が描かれており、その落書きには
「Why can't you play with my son? Does our skin color matter?(なぜあなたは私の息子と遊んでくれないのですか。私たちの肌の色に問題はありますか)」
と書かれています。
昔見たCrash(クラッシュ)と映画を思い出しました。アメリカ社会って複雑です。
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