2015年1月20日火曜日

留学にかかる生活費

珍しく暇です。今週はマーティン・ルサー・キングデイという祝日があり3連休です。授業に関連するリーディングも読み終えてしまい、本を読んだり友達とお茶したり、ゆっくりした連休でした。

こんなに落ち着いていたら、あとで痛い目似合うのではないかとても不安です。パキスタン人の博士課程の同級生が、学期末にはスーパー忙しくなるから、今はエネルギーを貯めてたほうがいいと言っていたのに納得。今週はTake it easyにすることにしました。

今回のblogでは、アメリカでの生活費について書きます。このblogを書くひとつの目的は、アメリカで大学院留学を目指す方へ情報を発信することでもあります。メインのblogは私の徒然日記になっていますが。

ニューオーリンズは地方都市なので、物価はニューヨークやサンフランシスコに比べて安いと思います。私は学校まで自転車で20分の安全な住宅街のワンルームアパートで一人暮らしをしています。下記が私の1か月分の必要生活費です。

 学校までの通り道

家から見える住宅街

家賃  700ドル
光熱費(ガス代と電気代)  40ドル
食費 200ドル
雑費(洗剤やトイレットペーパーなど)  50ドル
携帯電話代  70ドル
交際費  50ドル

合計 およそ1110ドル

もしこれでルームメイトがいたら、もうちょっと家賃がおさえられると思います。私がMPH時代には3LDKの大きな家を借り、3人で割り月500ドルでした。ルームメイトがいるのは寂しくなくてよいのですが、私は一人のほうが気楽です。

700ドルで今住んでいる世田谷区のような場所に住むのは、かなり運がよいと言われます。治安がよい住宅街で一人暮らしをするには800-1000ドルはかかると思います。学校の寮でも870ドル(光熱費込み)くらいからだったような気がします。犯罪率が高いエリアは安いですが、夜暗くなるととても自転車では帰れません。車でも危ない。ニューオーリンズはアメリカでも上位に治安が悪いです。場所によりますが。

食費は毎日自炊です。お昼もお弁当を学校に持っていきます。Walmartと呼ばれるイトーヨーカドー、イオンみたいな大型スーパーで1週間分の食料を買います。時間がないときは学校の近くにある成城石井みたいな少し高めのスーパーで、買うこともありますが。

週末に何品か作り冷凍します。平日忙しくてご飯も作れないときがあるので。

外食は友達に誘われたときしか行きません。場所にもよるのですが高いです。チップを10-15%ぐらい払う必要があるので。

私はお酒も飲まず、タバコも吸わないのであまりお金はかからないほうかも。

授業で使う教科書は1冊くらいしか今まで買ったことがありません。専門書は100ドルするような本が多いです。

買わずどうしているかと言うと、図書館で教科書を貸りて、必要な章をコピーします。または無料PDFがオンラインでダウンロードできないか探します。先輩の学生に本を学期中だけ貸してもらったり、大学にある本屋でレンタルします。大体購入する値段の半額くらいで1学期レンタルすることができます。

本は買っても自分の専門外や授業後にも読み返しそうにないものは買う必要ないのではと思います。帰国するとき重くて捨てるか売るだけになるんじゃないかなと思います。

一年で生活費だけでも140万円くらいはかかりそうですね。マスターコースだと2年で280万円の生活費プラス授業料(45単位×10万円)、渡航費(一回の往復チケット15万円)、保険料(年間20万円×2年間)と合計800万円以上はかかりそうです。日本の田舎で家が買える金額です。。。

皆さん、給付の奨学金を獲得し留学することをお薦めします。


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