2016年10月29日土曜日

アメリカ大統領選討論

先週に選挙前最後のアメリカ大統領選挙討論がありました。選挙の投票は11月8日です。期日前選挙も行われており、アメリカ人の友人の中にはすでに投票に行った人もいます。

選挙討論のほとんどを中継でみているのですが、こんなレベルの低い討論で大丈夫なの??と思ってしまいます。トランプ氏もヒラリー氏も政策の前にいろんな問題(トランプ氏は女性問題、税金未納問題等、ヒラリー氏は私用メール問題、クリントン財団からの利益問題など)を抱えており、討論ではその批判しあいになっています。まるで子供のケンカ。。。もっと建設的な話はできないんかしらと思ってします。私の中でトランプ氏はお笑い芸人にしか見えない(苦笑)。

3回の討論をパロディー化したものがYouTubeで見れます。もう大爆笑です。動画の司会はトムハンクスがしているのですが、面白くて何度も観てしまいます。




2回目の討論を編集し、まるでトランプ氏とヒラリー氏がカラオケみたいな感じで歌っている動画もあります(笑)。私はアメリカ人ではないからこんなに笑えるけど、アメリカ人からしてみたらジョークではすまされない話ですね。。。


2016年10月16日日曜日

ロジカルに書く

私の博士論文について今回は書きます。夏から博士論文の研究提案書を提出するために準備をしているのですが時間がかかりすぎて少々焦っています。6月に投稿した博士論文 Prospectus Defense準備にどうのような段取りで博士論文に取り掛かるのか書いています。興味のある方はご覧ください。

現在、研究提案書は30ページくらい書いたところです。イントロ、Significance、文献レビュー、Conceptual Modelなどの原稿はマーク先生からOkをいただき、次のミーティングで分析内容を話し、何事もなければ11月中にProspectus Defenseを行います。

Prospectus Defenseのための研究提案書でマーク先生に何度も言われていることは

「AikoのWritingの質がひどすぎる。磨きをかけろ。」と毎度のように言われています。もっとロジカルに文章を書けと。毎回厳しく言われるので泣きたくなります(涙)。

自分で言うのもなんですが、Writingの文法間違い(英語)はほとんどしなくなりました。これは英語で文章を書く上で最低限のルールです。博士課程で求められるのは学術者として簡潔にロジカル(論理的)に文を書く必要があります。

このブログではロジカルに書くことからほど遠いですが(誤字脱字も多々)、日本語でも新聞や書籍は人にわかりやすく簡潔にロジカルに書くことがあたり前だと思います。

指導教授にWritingを何度も指導される博士の学生と先生よりWritingの他にも何も言われないですぐに卒業できてしまう学生がいます。先生が放任主義の場合です。うちは真逆です。近すぎる。。。

私の教授はHarvardと並ぶくらい有名なPrinceton大学の卒業生です(PhD in Demography)。Princeton大学は2016年アメリカ国内の大学ランキングで1位をとっていました。ちなみに私の大学は国内で39位でした。公衆衛生部門ではアメリカ国内12位。

先生がプリンストンで受けていた博士教育をもとに、先生から指導を受けているので、日本人でプリンストン大学に入れないような私にそこまで求められても。。。と複雑な気持ちになります。2-3ページの研究提案書に数週間かかるときもあり泣きたくなります。

私のWritingにしびれを切らした先生からWritingのTutorまでつけられる予定です。先生の友人なのですがNew York TimesやThe Nationというアメリカの有名な新聞でも時々記事を掲載するフリーランスの女性ジャーナリストさんが私のWritingの先生として指導してくれる予定です。私の教授もNew York Timesにたまに記事を書きます。

これは修行だと思い耐えてWritingの力を伸ばしたいと思います。でも一日でも早くProspectus Defenseをするぞ!






2016年10月7日金曜日

留学生は歯が命

最近医療ネタばかり書いてます。今年は病院にお世話になりすぎて困ります。
先週末歯医者に行ってきました。歯が痛いと思い8月に歯医者に行きました。レントゲンを取り、先生からrootcanalが必要だと言われました。

うん?ルートカナル?なんだそれ?小川ですか?

ルートカナルとは根管治療のことをさします。神経を抜く作業です。今まで歯の神経なんか抜いたことないし、いくらかかるんだろ?と聞いたところ、

神経抜くのに800ドル。クラウン(被せもの)に800ドルと計1600ドルと言われ思わず叫びそうになりました。アメリカ、本当に恐ろしい国です。

私は大学院の学生保険に入っているのですが、歯科治療はその保険ではカバーできません。通常、アメリカでは健康保険と歯科保険は別売なのです。多くの人は歯科保険に入らず定期検診、クリーニングを受け早期発見、早期治療で高額な治療費を未然に防ぎます。私はこの定期検診を怠りました。

ルートカナルをするには専門歯科医がいるため、専門医がいる日に再度受診するように勧められました。その後妊娠が発覚したため最近まで歯医者に行かず、どうしたものかと考えていました。

たまたま年に一度ルイジア州で行われている無料の歯科治療のチャリティーイベントが先週あり、朝6時から並び歯医者さんに診察してもらいました。

すると、「ルートカナルは必要ないですね。詰め物だけで大丈夫。ここでは詰め物をしてないからできる歯医者さんに行って下さい」と言われました。

前に歯医者に言われたことと違う!と思い困惑しましたが、レントゲンもみてもらい再度ルートカナルはいらないと思うと言われました。

翌日、ニューオーリンズから少し離れた市にあるベトナム人同僚のお父さんが経営してる歯医者で再度みてもらいました。彼はアメリカの大学で歯科医の訓練を受け評判がよい歯医者さんです。その歯医者さんにもレントゲンを撮ってもらい、

「ルートカナルはいらないと思う。詰め物だけで様子見ましょう。」と言われました。

2つの虫歯治療費はディスカウントしてもらい230ドル。

ルートカナルしてたら5倍以上のお金を支払う必要あっただろうに。。。セカンドオピニオンって大事だわと痛感しました。

アメリカに留学する前にしっかり治療して、留学後も半年に一度は検診に行くことを勧めます。