2015年9月8日火曜日

海外大学院留学のための給付型奨学金

9月に入り新しい学期が始まりました。来年の秋の入学を目指して、留学の準備されている方のお役に立てたらと思い、私が修士課程の時にいただいていた奨学金と今現在の奨学金について書きたいと思います。2つも給付の奨学金をいただけたのは本当に幸運なことで、今の円安時に奨学金なしでは私の留学は不可能だったと思います。

①独立行政法人日本学生支援機構 海外留学支援制度(大学院学位取得型)
http://www.jasso.go.jp/scholarship/long_term_h.html

今、博士課程の授業料、月の生活費をいただいています。期間は3年間。日本学生支援機構と聞いて貸与では?と思う方いるかもしれませんが、給付で返済不要です。官民連携の国費の奨学金で、もともとは文科省が実施していました。

給付:年間250万円上限の授業料と月額89000円から148000円の生活費。生活費は地域によって異なる。
支給期間:修士2年。博士3年。
募集〆切:例年11月
結果:書類審査1月あたり
         面接審査2-3月あたり
年齢:修士35歳まで。博士40歳まで。

倍率は他の奨学金と比べ低めです。応募資格や倍率などの詳しい内容はホームページを御確認下さい。注意点をあげるとしたら、締め切りギリギリに書類の準備をすると大変なことになります。たくさんの書類を準備する必要があるので計画的に準備をされることと、GPA(直近の成績)にあしきりがあるので受験資格にも要確認です。

②ロータリー財団グローバル補助金
https://www.rotary.org/myrotary/ja/take-action/apply-grants/global-grants

私はこの奨学金ではなく、ロータリー財団国際親善奨学金(27000ドル)をいただきました。グローバル補助金の内容はホームページを確認してもらうことと、近くのロータリークラブに尋ねた方がよいです。ロータリーの重点分野(水と衛生、母子保健など)で勉強する必要があります。国際保健を勉強する人にはおすすめです。

おそらく奨学生は地区から選出されます。私の前の奨学金と同じ流れだと思います。本籍や住居地近くのロータリー地区で募集がないか調べ、地区にあるロータリークラブから推薦してもらう必要があると思います。地区内によって様々かと思いますが書類、語学審査、論文試験、英語の面接があると思います。締め切りも地区によってそれぞれ。東京や大阪は受験者数が多いので倍率が地方より高めだと思います。地方に本籍がある方は地方で受験された方がよいかもしれません。

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