2015年9月27日日曜日

家を探し中

今新しい家を探し中です。今住んでる家はアパートでstudioという間取りです。独り暮らし向けの1DKと言ったらわかりやすいかもしれません。

11月からやっと夫とともに暮らし始めることもあり、1 bedroom & 1 bathroomの家、あるいはアパートを探しています。10月中に引っ越す予定です。予算は900ドルまでで、安全な地域でガスコンロがあり、白ありがでなさそうな家を探してます(汗)。今の私のお城は700ドルです。ほとんどの賃貸が冷蔵庫、洗濯機、レンジがついてきます。これは助かる。

安全な地域で1bedroom&1bathroomはいくらでもあるのですが、1000ドルを越える物件ばかりで苦戦しています。アメリカでは安全はお金で買うものです。安全な地域は白人ばかりです。治安が悪い地域であればいくらでも安い物件はあります。そのような地域で銃撃をみたり、銃声を聞くことはまれではありません。私の大学院の友達で治安が悪い地域に住み、お隣さんが銃殺されるのを見てPTSD(心的外傷ストレス症候群)にかかり、学校を辞めた女の子がいました。ニューオーリンズ、本当に治安が悪いんです。crime mapをインターネットで見れば背筋が凍ります。

私もそんなアドベンチャーを経験するなら、白ありがいても安全な地域に暮らしたいです(。>д<)

物件を探しのソースはcraigslistというアメリカ人なら誰でも知っているというwebsiteです。物件を見る前に必ず治安を調べること、友人などにも聞くようにしています。不動産から中古の家具、車の売り買いまで誰でも参加できるwebsiteなのですが、独りで知らない人に会わない、公共の場所で会うなど注意が必要です。事件に巻き込まれることもあります。

週明け気になっている家を見にいきます。いい家がここ数週間で見つかりますように。。。

2015年9月15日火曜日

生と死の狭間で

欧州の難民受け入れのニュース、毎日気になって読んでいます。

私も早く現場にでて、難民支援に関わりたいです。人口の半分近くが家を失うなどして、移動を余儀なくされ戦禍から逃げるシリアの人びと。今日New York Timesでシリアの特集が掲載されていました。下記がリンクです。衝撃的な写真があり、涙なくては見れません。

Death in Syria

記事の始まりに国連のオフィサーの強烈な
コメントがありました。 “Everyday decisions —whether to visit a neighbor, to go out to buy bread —have become, potentially, decisions about life and death (隣人を訪問したり、パンを買いに外出したり、そういった毎日の決断が生と死を決断しているようなものだ).”

これはISISの攻撃だけでなく、アメリカによる空爆でもたくさんの罪のない人びとの命が毎日のように奪われ、彼らが生と死の狭間で生きていることを訴えかける記事です。

今アメリカに第三国定住をした難民についての本を読んでいます。海や川を泳いで、あるいは船の中に隠れて命懸けで新たな国を目指してきたベトナム難民、カンボジア難民などの話しです。壮絶を越えるような体験をしてきた難民の人達。

一日も早く博士課程を卒業して現場で働きたいと思わずにはいられない今日この頃です。

2015年9月14日月曜日

2015年秋学期

秋セメスターが始まり半月が経ちました。ニューオーリンズは暑さが和らぎ過ごしやすい毎日です。このセメスターはフルタイムの学生として博士課程最後のコースワークです。冬に4単位とる予定ですが、次のセメスターは総合試験の準備にほとんどの時間を費やす予定です。

今セメスターの科目は下記です。
Monitoring and Evaluation of Maternal  and Child Health (母子保健のモニタリングと評価) 3単位
Qualitative Analysis(質的分析) 3単位
Introduction to GIS (GIS入門) 1単位
Women's issues in developing countries (途上国における女性問題) 1単位
Independent study (自主研究:カレン族難民の健康問題と医療機関へのアクセス)1単位

計9単位です。今までのセメスターの中で一番難易度が低いです。難しい科目は前年度に取りおえたので。

これに加えて、まだアフリカの家族計画とHIVのリサーチアシスタントを今月末までしています。来週にプロジェクト本部のUSAID(米国開発庁)の家族計画課とSkype会議があります。無事に仕事が終わるか本当に心配。。。ベトナム移民の健康ニーズ報告書は終わりニューオーリンズ市役所に提出し、レポートが一般市民向けに公開される予定です。

そろそろまた新しい仕事を探そうかなと思ったところに、同じ博士課程を卒業したマーク先生の教え子で特別講師の先輩から連絡があり、仕事のオファーをもらいました。なんとまたアフリカの家族計画(縁があります)。UNFPA(国連人口基金)のコンサルの仕事です。うまく始めればこの12月までUNFPAのコンサル、プロジェクトアシスタントとして働く予定です。データの分析とinfographicsがメインの仕事で未知の世界ですが、仕事で成果が出せるよう頑張りたいと思います。

2015年9月8日火曜日

海外大学院留学のための給付型奨学金

9月に入り新しい学期が始まりました。来年の秋の入学を目指して、留学の準備されている方のお役に立てたらと思い、私が修士課程の時にいただいていた奨学金と今現在の奨学金について書きたいと思います。2つも給付の奨学金をいただけたのは本当に幸運なことで、今の円安時に奨学金なしでは私の留学は不可能だったと思います。

①独立行政法人日本学生支援機構 海外留学支援制度(大学院学位取得型)
http://www.jasso.go.jp/scholarship/long_term_h.html

今、博士課程の授業料、月の生活費をいただいています。期間は3年間。日本学生支援機構と聞いて貸与では?と思う方いるかもしれませんが、給付で返済不要です。官民連携の国費の奨学金で、もともとは文科省が実施していました。

給付:年間250万円上限の授業料と月額89000円から148000円の生活費。生活費は地域によって異なる。
支給期間:修士2年。博士3年。
募集〆切:例年11月
結果:書類審査1月あたり
         面接審査2-3月あたり
年齢:修士35歳まで。博士40歳まで。

倍率は他の奨学金と比べ低めです。応募資格や倍率などの詳しい内容はホームページを御確認下さい。注意点をあげるとしたら、締め切りギリギリに書類の準備をすると大変なことになります。たくさんの書類を準備する必要があるので計画的に準備をされることと、GPA(直近の成績)にあしきりがあるので受験資格にも要確認です。

②ロータリー財団グローバル補助金
https://www.rotary.org/myrotary/ja/take-action/apply-grants/global-grants

私はこの奨学金ではなく、ロータリー財団国際親善奨学金(27000ドル)をいただきました。グローバル補助金の内容はホームページを確認してもらうことと、近くのロータリークラブに尋ねた方がよいです。ロータリーの重点分野(水と衛生、母子保健など)で勉強する必要があります。国際保健を勉強する人にはおすすめです。

おそらく奨学生は地区から選出されます。私の前の奨学金と同じ流れだと思います。本籍や住居地近くのロータリー地区で募集がないか調べ、地区にあるロータリークラブから推薦してもらう必要があると思います。地区内によって様々かと思いますが書類、語学審査、論文試験、英語の面接があると思います。締め切りも地区によってそれぞれ。東京や大阪は受験者数が多いので倍率が地方より高めだと思います。地方に本籍がある方は地方で受験された方がよいかもしれません。