研究所は外観ではわからないのですが、タイの家が4軒連なる大きなコンパウンドからなります(一度も踏み入れたことがない建物もあります)。
その中に人事、医師、ヘルスインフォメーションシステム部、実験室、私や医師等の国際スタッフ、ミャンマー人医師スタッフのオフィス等があります。研究所の外には研究所が運営する、移民コミュニティーエリアの4つのクリニック、難民キャンプの中に1つのクリニックがあります。そこでは300~400人のローカルスタッフが働いています。
私のデスクはDoctors' office(医師の事務所)という中にあります。こんな事務所に入れないでほしい!と始めは思いました。まるで日本の病院の医局の様だなと思ってしまいました。。。
その名の通り、私とアメリカ人の医学生のインターンを除いて、すべて本当に医師のデスクばかりです。みんなそれぞれ臨床研究(clinical trial)や公衆衛生の量的研究をしている人ばかり。
そして私のデスク側はなぜか欧米人に固められています。アメリカ人3人、スイス人1人。ミャンマー人の仲良い医師たちのデスクとはなぜか遠い。彼らと近い席にしてほしかったのに。米国に住んでいましたが、アジア人の方が断然付き合いやすいです!いろんな意味で。。。
研究所の中ではもちらん日本人(加えてビルメロ族!)は私だけ。
ミャンマー、タイ、イギリス、米国、オーストラリア、フランス、イタリア、オランダ、ポーランド、スイス、ニュージーランド等まるで世界を縮図にしたかのように世界各国の医師や臨床検査技師が集まっています。欧米人だけでも20~30人はいます。知らない人ばっかり。
しかしおもしろいことに、ミャンマー人のスタッフの90%はもう私には英語で話しかけず、ビルマ語で話しかけてきます(私は日常生活は問題ならない程度ビルマ語を話せます)。
そんなことから欧米人の中で私を未だビルマ人だと思っている人はいるはず。もういっそのことずっと私をミャンマー人だと思ってもらっても構いませんが。。。ビルメロ族として本望です。
ここは私のホーム、アジア!と思って欧米人の迫力に負けないよう今日も明日も日本のビルメロ族としてがんばりたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿