週に数日は結核に関連したフィールドリサーチにでかけ、週2日はミャンマー移民自治学校のEPIプログラム(拡大予防接種計画:Expanded programme on Immunization)のお手伝いをしています(健康の異常児がいないかをみたり、予防接種も一緒に打ちます。子どもたちが泣いて暴れるので戦争です。。。)。来週はWHOのEPIに関する会議があったりと予定が詰まっています。
今週、結核村でミャンマー人現地スタッフ(女性カウンセリングスタッフ)とおしゃべりをしていた時・・・
スタッフ「あいこ先生はいくつなんですか?」
私「今月で31歳になったよ。」
スタッフ「えー!先生若く見えますね!旦那さんは日本ですか?」
私「旦那さんはいません。まだ結婚もしてないからね。」
スタッフ「えー!31歳なのに?先生はなぜ結婚しないんですか?子どもを産む気はないんですか?」
私「ある!ある!(汗)日本はね、女性は30代で子ども産む人もいっぱいいるからね。」(ぐさり。胸に矢がささる)
ちなみにこの話をしていたスタッフはまだ23歳。バンコクで働いてるミャンマー人彼氏と結婚したいらしい。結核村で働く他の女性メディカルスタッフは22歳で1歳の子どもがいます。この国境で出会うミャンマー人の多くが20代半ばまでに結婚しているのではないかと思われます。
逆に30代で独身のミャンマー人女性医師には私のキャリア構築などの姿勢をみて「えー!まだ結婚する気あるの!?」と最近言われる始末。。。彼女はもう結婚する気がさらさらないようです。
まあ日本でも私の年齢は十分に結婚適齢期だと思います。メソトにいる日本のNGOで働く30代女性スタッフが集まればこの話題でもちきりです。日本の国際保健医療系の学生サークルや、看護大学等で講演すると、必ずと言っていいほど
「先生は彼氏いるんですか?結婚される予定はないんですか?」と聞かれることが増えてきました。
はじめは公共の場でこんな質問されて、吹き出しそうになったけど。学生さんは正直(苦笑)。
悲しいかな私は今のところ結婚する予定はありませんが(いつでもしたいですが)、国際協力の世界は未婚の女性で溢れているのが現実です。30~40代女性の方が私の周りでは活躍されていますが未婚の方が多いような気がします。
男性は結婚され、家族一緒に海外で住まれている方が多いような気がします。一方、数少ない女性で結婚されて、海外で活躍されている方の多くが国際結婚されているように思います。私の日本人コミュニティーは。
女性の高学歴化(国際協力バリキャリの人のほとんどが最低修士号を持ち、英語が話せる)、たくましすぎるのが未婚に関係するのでしょうか。
誰か国際協力と女性の未婚についての因果関係を研究してもらいたいくらいです。Prospective cohort study(前向き研究)で私をサンプルに使ってもらってもいいです(涙)。
途上国の人たちが家族団らんで笑いあっている姿(うちの家のタイ&ビルマ人家族も)をみると私もいつか!と思います。
写真は今月、ビルマ人&タイ人家族にバースデーパーティーを開いてもらい、誕生日ケーキをいただきました。
うちのNGOスタッフからもケーキをいただきました。
みんなに支えられておかげさまで感謝の誕生日を迎えられました。30代も楽しかった!って振り返られるようあつみを持った30代にしたいです。女性としても!