10年前の2005年8月29日ニューオーリンズ史上に残る大きな災害により、約2000人近くの尊い命が奪われました。
ハリケーンカトリーナ被災後10年に関する催しものがニューオーリンズ市内各地で開催されています。8月27日にはオバマ大統領がニューオーリンズを視察、今週末はブッシュ元大統領、クリントン元大統領もニューオーリンズを訪問されています。
ニューヨークタイムズにカトリーナに関するドキュメンタリーフィルムが掲載されていました。この10年の間にいったいニューオーリンズに何があったのかビデオに映し出されています。
New Orleans, 10 Years After Katrina
New Orleans, 10 Years After Katrina
ハリケーン直後1ヶ月は街がゴーストタウンになり治安は物凄く悪かったそうです。あれから10年街は復興したものの、市内、市外には廃墟となった家やビルがまだあります。またハリケーンによりさらに地域住民、特に白人、黒人の格差は広がったままです。まだ課題は残されています。
写真はカトリーナ10周年イベントよりミュージジックバンドが演奏して、街の人たちとともに踊っている写真です。日常的に街中が音楽に溢れて、街の人びとがダンスするのはアメリカではニューオーリンズしかないでしょう。