2014年8月24日日曜日

米国編スタート

無事に日本で学生ビザを取り、月曜に渡米しました。現在はニューオーリンズです。久しぶりに米国、ニューオーリンズに帰ってきた日は、まるで夢をみているようで変な気持ちでしたが、今はだいぶ慣れてきました。でも未だに時差ボケに苦しんでいます。朝めちゃくちゃ早く起きてしまいます。4時5時に連日起きています。そして夕方にはすぐ眠くなる・・・。

今週は公衆衛生熱帯医学校全体のオリエンテーションがあり、来週から早速授業です。一部のクラスでは早速リーディングリストをもらったので読んでいます。いよいよ始まるのだなと実感。

大学院に博士の学生として帰ってきて、ここは私の第3の故郷になるのだとしみじみ感じていました。第一の故郷、日本。第二はタイ。第三はニューオーリンズ(?)。

愛しの指導教官マーク先生とも1年半ぶりに感動の再会を果たしました。
「お帰り!帰ってきてくれて本当に嬉しいよ!奇跡みたいだ!よく頑張ったね!」と一番に喜んでくれました。

学科長やMPH時代にお世話になった他の先生方、チュレーンの大学内の友達などみんなが、「Welcome back to Tulane! お帰りなさい!」と言ってくれると、まるで地元に帰ってきたような感じがします。

見慣れている街並み、友達に会うと不思議と違和感がありません。帰ってきてよかったと思います。

最低2年間はコースワークをとらなければいけないので、米国に滞在する予定です。無事生き残れるか、これから闘いが始まりますが、好きな分野での勉強が思う存分できることに感謝し、思いっきり楽しんで勉強したいと思います。

 街を走る路面電車



新学期前のアップタウンキャンパスの様子




2014年8月2日土曜日

タイ編終了

おそらくタイからのブログ更新はこれで最後になるかと思います。来週メソトから帰国します。

この一年を振り返り、自分が思っていたよりもはるかに充実した1年を過ごすことができました。昨年の今頃米国の博士進学を1年延期し、給付の奨学金がこの1年間でとれるのか、仕事はみつかるのか本当に不安でした。

仕事も私が希望していたようなアカデミアで結果を残せるような組織に就職でき、素晴らしい上司と同僚に恵まれ、支えてくださった皆さんに本当に感謝しています。

修士課程を終えてから、はじめての本格的な国際保健の分野での仕事でしたが、一言につきます。

「国際保健の仕事ってめちゃ楽しい!」

日本で病院で働くよりも、毎日自分が生き生きしているのが手に取るようにわかりました。現場で現地の人と目でみて、肌で感じて勉強することができました。いろんな場所(ミャンマー国内、バンコク)にも出張にいかせてもらい、いつもわくわくしていたことを思い出します。

また全て英語での仕事で、かつ英文学術雑誌へ主著として2本論文を書き、いろんな国の人とまたいろんな組織の人(ローカルNGOから国連機関まで)と仕事をしネットワークを築けたのでこの1年は実り多い1年となりました。

職場の皆さん、家族、友人、1年間タイ編を支えてくださった皆さんへ感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

さてあと2週間後、私は米国にいます。帰国後ビザの手配等日本でしなければいけないことを丁寧にすませ、新しい米国編へ進みたいと思います。


感謝の気持ちをこめて今週は職場のスタッフとお世話になっている友人のために巻きずしを作りました。計18本もこの3日間で巻きました!職場のスタッフにもたくさんお別れのプレゼントをいただきました。カレン族シャツの嵐です。メータオから数えると何枚もらってきたんだろうっていうくらい家にもカレン族シャツがたくさんあります。。。